7日 浜石岳&薩埵峠(静岡)

参加者:LS藤、I井、U田、K光、K森、S藤、N良、M山、S藤、S藤

コースタイム:駐車場9:35~ミカン畑10:00~浜石野外センター11:30~浜石岳山頂12:15(ランチタイム)13:00~立花池分岐14:12~薩埵峠15:50~薩埵峠駐車場16:00    

      「青空に映える新春の富士とみかん」

突然ですが、富士山の眺めは北の山梨県側からと南の静岡県側からのどちらがお好きでしょう?と聞かれたら、少々困ってしまうでしょう。わたし的には普段日帰りで中央本線沿線の山に登ることが多く、山梨から眺める富士山の形が普通でしたが、今回の静岡側から見た富士は、この季節にしては真っ白でなく、お日様を常に浴びキラキラ光っている柔らかな印象でした。でも山梨県側からは見えない宝永山がボコッと突き出ていて形が少々いびつ。山梨から見る方がシンメトリーで整ってるかな。。。てな感じで、この山行の翌週に登った浅間嶺からの真っ白な富士山の姿を思いだし6行も使い何S藤さんのお気遣いで、1台を下山口の薩埵峠にデポしてきてくれました。おかげで下山後何時間も道路を歩いて戻らなくても済み助かりました。 最初はスイセンなどが咲くミカン畑の間の急斜面を登っていきます。早春にしてはきつい日差しが暑く眩しい。ミカンが時々道におちていたので、拾って剥いて食べてみたら、子供の頃に食べた懐かしい甘酸っぱさがあり、忘れられない味となりました。買ったミカンより拾ったミカンの方が美味しいのは気のせいかな~。。 やっと土の山道に入り、しばらく登るとアスレチックのある展望スペースに出ました。駿河湾がきれいに見えます。みんなの頭の中に下山後食べる桜エビが浮かんだのは言うまでもありません。ほどなくたどり着いた浜石岳山頂では、まあまあまあ、、、!  標高こそそれほど高くないのに、こんなにも360度のパノラマ絶景が見えるとは!  聖岳など南アルプスの南の山々が近くクッキリ輝いていました。 暖かいから冬は人気があるのでしょう、意外に登山客がいましたが、山頂のスペースは広く、テーブルといすも何セットかあり、広々くつろげました。ここから先が薩埵峠まで長かった。平坦な道が続いたり、なかなか標高が下がっていく気がしません 看板に書いてあるコースタイムはかなり長めだよと言うリーダーの言葉を信じ、それでも、じゃじゃ~ん! 桜エビ屋さんが閉まってしまう恐怖を頭の中から払拭しつつ下り続けました。ついに到着。歌川広重の東海道五十三次「由比」に似た、薩埵峠の撮影スポットから夕暮れ近い富士山と駿河湾を見た時にはホッとしました。はてさて、桜エビ屋さんは、1軒めに行った所はもう店じまいで、2軒めはまだ電気がついておらず、夜の開店を待って入れてもらえサクサクの桜エビの天ぷらなど堪能し、各自今回の目的を達成したのでした。リーダー始め参加の皆さまありがとうございました。