4日 高原山(釈迦ヶ岳)
日程: 2017年11月4日(土)
コースタイム:大間々台駐車場0920~八海山神社1020~矢板市最高点1037~釈迦ヶ岳1223~尾根1320(ランチ)1340~矢板市最高点1430~大間々台駐車場1530
武蔵境を車で出発し、登山口の大間々台に向かう途中、車窓から紅葉を楽しむことができました。登る前からテンションが上がります。9:00駐車場に到着、意外と雲が多いですが、今日の天気予報は晴れ、雨は降らないはずです。笹原の緩やかな道を登っていくと、まさに見晴しコース、南側が大きく開け、関東平野に宇都宮アルプス、日光連山などが一望です。山頂ではもっと素晴らしい景色が広がっているんだろうなあと期待が膨らみます。さらに登っていくと岩の上にお社が、八海山神社です。神社で山行の安全を祈願します。空にはさらに雲が湧いて、目的地の釈迦ヶ岳方面を見ると雲の中にすっぽり入っています。ここから、ダケカンバの美しい樹林帯が続く気持ちのいい登りです。矢板市最高点を過ぎると今度は下り、かなり下った後また登り、アップダウンの繰り返しです。気温はかなり低く、少しずつ体が冷えていくようです。そのうち雨がぽつりぽつり降り始め、釈迦ヶ岳の手前からは本降りに。あれっ、今日は晴れるはずだったのにと思いながら、合羽を着ます。山頂に近付くにつれ、急登が続き、足取りが重くなります。風雨はさらに強まってきますが、あと少し、ここまできたら山頂を踏まないと、と頑張ります。
山頂は予想通り真っ白で何も見えません。雨はあられに変わり、寒さに震えます。お腹は空いているけれど、とてもランチを食べられる状況ではありません。Iさんがチョコレートをくださり、食べると少し元気を回復、写真を撮ったらすぐ下山です。天候はどんどん悪くなるばかり、ついには一時ひょうも降りました。土の上に落ちたひょうは溶けずにころがっています。紅葉と絶景を堪能できると思っていたのに、まさかこんな悪天候になるとは・・・・!下る途中、風雨が少し穏やかになった尾根で短いランチタイム、空腹を満たし、お茶を飲んで温まります。少し元気を取り戻した後、また下山を急ぎます。下りは、八海山神社から林間コース、紅葉は終わっていたけれど、広葉樹のゆるやかな歩きやすい道です。雨と寒さで駐車場までの道のりが意外と長く感じました。下山後、矢板の温泉に入ってやっと冷え切った体を温め、ほっと落ち着くことができました。
今回は思わぬ悪天候で忘れられない山行になりましたが、とても良い山だということはわかりましたので、また晴れた日にリベンジしたいと思います。ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。帰りの渋滞の中運転してくださったS藤さん、お疲れさまでした。