28日 車山
<山行報告> 2017年1月28日 霧ヶ峰・車山スノーシュー
参加者 リーダーS藤、I橋、I井、K森、S水、T田、S藤英、S藤め(記)
「夢じゃない、リアルパノラマ!」
霧ヶ峰。。。ここ一面に咲くニッコウキスゲを見に来たのは2年くらい前の夏だったでしょうか? でも今回はさむ~い真冬ときたもんだ。あの黄色の絨毯だった草原は一面の美しき銀世界と化していたのです。
時は戻って早朝の新宿西口。ここから出るスキーツアーのバスを利用して現地におもむくのであります。しかもリフト代込みで往復6,800円なり。少々狭いが心地よいバスの揺れにただちに眠りに入る旦那。そう言う私も、お昼の眩しい日差しを感じて目を覚ました時はすでに目的地、車山高原スキー場でした(夢じゃない)。
さて各自冬山支度完了。華やかなイメージのスキーヤーとボーダーの視線も気にせず、妙齢なる地味な軍団いそいそと3~4人用リフト乗り場へ。このチョー便利な乗り物に乗って車山肩まで高度を大方稼いでしまうという、山の会にあるまじきお気楽さ。まあ、たまにはいいでしょう。ところで今回のピークってどこじゃろか?すぐそこだよと、リーダーが指さす方を見るとなんと、ほんとすぐそこに車山山頂の気象レーダードームの一部が見えるではありませんか! 風は強いけど天気は快晴。山頂からはグルリと回したら首がおかしくなってしまうくらい、360度白く連なる峰峰のパノラマ大展望が広がっていました(夢じゃない)。 私達は妙齢ゆえ、その感動と興奮を心の声に換え、しばし楽しみました。 ここからは帰りのバスの出発時間に間に合うように「お好きなアイテムで」高原を散策します。ここまでは雪が少なかったので、私はアイゼンをつけていたのですが、山頂から反対側への下りになると急に雪深くなり、ワカンに履き替えなかったことを少し後悔しました。それでも深くまでズボッと豪快に足を雪の中に入れて歩く楽しさといったら!、、、。 無邪気なI橋姉さんは何度もわざとフカフカの雪に倒れ込むという雪中訓練パフォーマンスを楽しんでいたようでした。 車山乗越到着。天気が良く日差しが暖かいので、少し登りになるととたんに暑くなります。喉もカラカラ。やがて蝶々深山に到着(ランチ)。私はアイゼン歩行が少々疲れてきたし、せっかく持ってきたワカンに履き替えました。どこまで行っても白い丘を登って1,792mピークを往復し、車山高原スキー場のゲレンデじゃない端っこを歩きながら下っていきました。バスの出発時刻まではまだ余裕です。乗車前に各々好きな飲み物を買って、バスの中で飲み放題!と思いきや、妙齢ゆえ意外に疲れが出たのか、またまた夢の中。気づいたら池袋。久しぶりの雪山に気持ちが高ぶりました。企画して下さったS藤さん、参加の皆さんに感謝です。