25~26日 八ヶ岳
赤岳2,899m~横岳2,829m~硫黄岳2,760m
<日程> 平成27年7月25日(土)〜26日(日)
<天候> ☀晴天☀
<メンバー> Kさん(リーダー)、Kさん、I(記) 計3名
<コースタイム>
7/25 美濃戸口(1480m) 9:10~10:03 美濃戸~12:08赤岳鉱泉(1710m)
7/26 赤岳鉱泉5:18~5:53行者小屋~7:32赤岳8:00~9:47横岳~10:58硫黄岳~12:05赤岳鉱泉13:02~15:00美濃戸口
朝6時に国分寺駅集合。心配された中央道の混雑も特に問題にはならず登山口である美濃戸口に到着。車から出るとそこはすでに標高1480m、八ヶ岳の爽やかな高原気候です。
雲一つない青空の下、爽快な空気が既に気分を盛り上げます。ここからしばらくは苔生した緑の森を分け入る緩やかな登り。もののけ姫の世界です。
美濃戸を超えると、横に流れていた小川がより間近に、そして視界が開けて明るくなります。石をつたって川を横切り、橋を渡り、清涼感のある快適な登山道です。
途中赤茶けた石が多くなり、「赤岳」に近づいている感が。3時間ほどで本日の宿泊場所、赤岳鉱泉に到着。小屋前の屋根付きテラスで昼間から早速ビールで乾杯。
素晴らしい天気、気候、山の眺め、これ以上の山日和はないでしょう。禁酒をしていたKさんも本日はお酒が進みます。シェフKさんの料理が次々に並び、〆はビーフン。男性2名はテント泊、18時就寝?私はせっかくの小屋泊りなので赤岳鉱泉の温泉につかりゆったりと快適な夜を過ごしました。
翌朝3時半集合、空には満点の星です。肌寒い中、温かいカレー雑炊で朝ごはん、明るくなってからいよいよ赤岳へ出発です。
ここからは大きな岩や、高さのある階段をひたすら登り標高が一気に上がります。後ろを振り向くと、北アルプス、槍、御嶽山、雲一つなくすべてが見えます。息切れ切れにやっと登りきると、そこには反対側の別世界が。目に飛び込んできたのは堂々たる富士山です。どんなに息絶え絶えでもこの景色が見れてよかったーと思える素晴らしい展望。気分爽快。この後は360度の展望を維持しながら高山植物の写真を撮りつつ尾根をつたい、鎖場をつたい。赤岳、横岳、硫黄岳の3つのピークを越えます。横岳周辺では特に色とりどりの花が生き生きとし綺麗でしたが、Iは息絶え絶えでしたので余裕なし。硫黄岳に行く途中では右と左にコマクサの大群生!しばし足を止め大興奮。ひんやり気持ちの良い風にあたる斜面と熱に暖められた日向を交互にぬって尾根を歩きます。硫黄岳から後ろを振り返って見る赤岳の姿がまた凛々しい。
下りはサクサクと進み、15時駐車場着、そして原村八ヶ岳温泉「もみの湯」に立ち寄り帰路につきました。これ以上ない素晴らしいお天気と展望に恵まれた最高の週末でした!八ヶ岳最高。また違うルートでも是非行きたいです。皆さん、楽しい素敵な時間をありがとうございました。