24~25日 浅草岳・守門岳
2017年6月24日(土)~25日(日)
メンバー: リーダー・Kさん、Sさん、Yさん、Hさん、K(記録)
コースタイム:
6/24浅草岳 : ネズモチ平駐車場9:49~11:34前岳(昼食)12:01~12:12浅草岳12:27~13:41桜ゾネ広場~14:11ネズモチ平駐車場
6/25守門岳 : 保久礼小屋登山口4:44~5:20キビタキ小屋(水場)5:39~6:44大岳6:52~7:50青雲岳8:08~8:19守門岳(昼食)8:56~9:59大岳~11:24保久礼小屋登山口
今回は上越の2山にヒメサユリを訪ねるという企画である。花好きなメンバーを予想したが、なんと栂海新道を制覇し、庚申山・皇海山ルートを行った山好きメンバーに囲まれてしまった。私ときたら新年早々の風邪で調子を崩し、運動不足気味で、不安を抱えての参加である。
初日は快調に高速を飛ばし、浅草岳の登山口であるネズモチ平を10時前に出発することができた。歩くに従って傾斜がきつくなり、調子が上がらない。前を行くHさんに遅れながら何とかついていく。それでも前岳まで2時間以内で着いたのだからペースは速い。前岳には雪がかなり残っており雪の上にシートを敷いて昼食とした。前岳まで登れば浅草岳まではなだらかで木製の登山は整備されて歩きやすい。
山頂からは翌日登る守門岳を望むことができ、眼下には田子倉湖の入り組んだ形を見ることができたが、越後三山や尾瀬方面の山々は雲のため見えなかった。帰路は桜曽根コースを降りた。桜ソネ広場から登山口のネズモチ平までは林道である。肝心のヒメサユリは数株見られた程度である。
浅草山荘の湯で汗を流し、テント宿泊地の二口の駐車場に向かった。トイレ完備でトイレの前にテントを張り、万全の状態で宴会である。夕食は入広瀬近辺で買出しの予定であったがちゃんとした店がないということでKリーダーが材料持参でごちそうを作ってくれた。ありがたや。
翌日は守門岳の登山口である保久礼(ほっきゅうれ)まで車で移動した。最初に待ち受けるのが木段で、キビタキ小屋までこれでもかというくらいに木の階段が続く。キビタキ小屋から稜線の大岳までも登りが続く。大岳まで来れば目指す青雲岳、守門岳が目の前に見える。大岳からは一旦大きく下り、登り返して青雲岳、守門岳と続くが、その間、登山道にイワカガミが群生していた。肝心のヒメサユリは多くはなかったが浅草岳よりはたくさん咲いていた。昨日以上に雲が多かったので、山頂からは前日登った浅草岳くらいしか見られなかった。
下っていると作業服を着た人が草刈りをしていた。草が刈られれば歩きやすくなるのだが、イワガガミもばっさばっさと刈り取っていた。反対から登っている人は刈られたイワカガミしか見られなかったそうで、ブーブー文句を言っていた。イワカガミだけを避けて刈るのは難しいだろう。私たちは来た道を引き返し、昼前には保久礼に戻った。二日目の立ち寄り湯は寿和(すわ)温泉である。露天風呂や温水プールもあるが別料金なので普通の室内風呂のみ利用した。
Kさんには長時間の運転とおいしい夕食に感謝いたします。Sさん、Yさん、Hさんにも大変お世話になりました。