23日 棚山
甲州 棚山(1171.1m)
2019年3月23日(土) 曇り一時雪
参加者 6名
歩行時間 ほったらかし温泉~(0:45)~重ね石コース分岐~(1:05)~棚山 ~(1:35)~ほったらかし温泉 (計3時間25分)
朝、高尾発のJRの車窓から見える景色は雲が低く、ちょっと心配な天候だったが、笹子トンネルを抜けると雲も高くなって明るくなり、アルプスは見えないものの低山の山頂くらいまでは見えるようになった。本格的な桃の開花はまだ先のよう。
JR山梨市駅で全員集合。K森さん、I原さんとは、初山行。駅からタクシーで「ほったらかし温泉」へ。10:10登山開始。林道のような道を35分くらい歩くと、道が細くなりそのまま登山道に変わる。途中ちらほらとカタクリの葉が出ていたが、ほとんど一枚葉で花は無かった。
11:00クマ出没注意の看板がある重ね石コースと山ノ神コースの分岐を通過、重ね石コースに入る。このあたりから徐々に登山道が急になり、「重ね石」までけっこうな急登が続いた。その後は数回のアップダウンを経て、12:15棚山山頂に到着。山頂まで全く登山者に会わず、今日は誰もいないかと思っていたら、山頂には数人の登山者がいて、その後も何組か登ってきた。
山頂からは塩山方面と甲府盆地の展望が望めたが、あいにくの曇り空で富士山や南アルプスは見えず、ちょっと残念。晴れていればかなり近い距離で白銀の南アルプスを望めたと思う。ここで、お昼。時折小雪が舞う。
13:00下山開始。もうひとつの山ノ神コースを降りるがこちらも急。この山はどちらのコースもロープが張られた急な登山道なのは変わらない。下りは滑らないよう注意が必要。1時間ぐらい下ると道が広がり、空も明るくなってきて、途中開けたところから大菩薩連嶺~御坂山塊の山々が見えた。14:45「ほったらかし温泉」に帰着。
温泉に浸かって、大菩薩連嶺の方を眺めていると、笹子峠付近の山から甲州側に滝雲が流れ落ちてくるという貴重な光景を見ることが出来た。その後タクシーで山梨市駅前のほうとう屋さん「歩成」へ。結構大きい鉄鍋に入ったほうとうでおなかを満たし、JRで帰途に着いた。
富士山や南アルプスの展望には恵まれませんでしたが、のんびりと低山ハイクを楽しんだ一日となりました。リーダーはじめ、ご一緒した皆さん、お世話になりました。また、よろしくお願いします。
<資料> 山梨市駅-ほったらかし温泉 タクシー代:片道 約2200円
地図:2019年版 山と高原地図27「奥秩父 金峰山・甲武信」