20日 岩殿山
<紅葉狩り山行報告> 平成28年11月20日(日) 天候 : 晴れ・微風
(リーダー)F畑、H谷
(メンバー)T原、S水、I上、T館、A畑、S道(英)、S道(め)、S藤(久)、K浪、K森、I橋、N山、K藤、K山、K田
(お試し)Y岸、S藤、T田
秀麗富嶽十二景の一座「岩殿山」に紅葉狩り山行に行ってきました。
待合せ場所の大月駅に到着した参加者はクラツーもびっくりの総勢20名。
今回の縦走コースには、岩場、鎖場、岩壁をトラバースする隘路の通過等があるため、古畑リーダーから、参加者を3班に分けて行動しますとのお話があり、全員でくじ引きをして3班に分かれ、1班は古畑さん、2班は清水さん、3班は細谷さんに、それぞれ班長にご就任いただき、全員で行儀よく大月駅を出発し、岩殿山へ向かいました。
当日の天候は晴れ。風も無風に近い小春日和で、素晴らしい紅葉狩り山行日和。
駅から車道を15分ほど歩いたところが岩殿山登山口ですが、登山道手前の車道からも富士山が望め、山頂に近付くにつれ、その秀麗が大きく見えてくることから、富士山から距離は遠ざかっていくのに徐々に富士山に近づいているようだと感嘆する方もいました。暫く登ると、富士山が大きく望める展望所「ふれあいの館」がありましたので、のんびりと富士山を眺めて、全員で記念写真を撮ってから、山頂を目指しました。
山頂ではさらに雄大な富士山が望めましたので、リーダーにたっぷりと休憩タイムを設けてもらい、ここでもお約束の記念写真を撮って、岩殿山最高点の標高634mピーク「烽火台」に向かいました。山頂付近には、桜、椿、山ツツジ等が咲いていて、不思議な季節感がありました。なお、山頂標識のあるこの場所を山頂だと私が言ったことから、別の場所にある最高点に向かうと言ったら、「神田さんはここが山頂だと言ったのに~」と苦情を受けることとなってしまいました。説明不足だったことをお詫びします。
最高点の烽火台には送電線の大きな鉄塔が建っていて、長居するような場所でもありませんでしたので、早々に山頂に引き返して、稚児落とし方向へと向かうと、暫くして最初の鎖場が現れました。前日の降雨の影響か、少し湿った岩が滑りやすく、苦労して登っている方もいました。なかには、岩壁途中で体が振られ、鎖を握りながらズルズルと数十センチ滑り落ちる方もいて、少しヒヤッとしましたが、怪我なく登りきることができましたので、一安心しました。その後、兜岩の大岩壁を鉄パイプに掴まりながらのトラバース、さらに鎖場を超えると、天神山近くに、やっと20名がのんびり座れる広さがある送電鉄塔下のスペースを見つけて、のんびりランチタイムとしました。
昼食後、愈々稚児落としの大岩壁へと進むと、稚児落としからは登ってきた岩殿山の全景がよく望め、恐る恐る切れ落ちた足元を覗き込む方もいました。たっぷり時間を取って、広がる大展望を楽しんでから、ゴール地点の大月駅へと向かいました。
登山道から車道へと進み、大月駅へ向かっていると路線バスがバス停に停まりましたので、一部の方からはバスに乗ろう~!との声がかかりましたが、聞こえないふりをして駅まで全員で歩き切りました。今回のルートは、急な登り下りもなく、落ち葉を敷きつめた、とても歩きやすい整備された登山道でした。20名もの大パーティーを引率していただいた2人(+1人)のリーダーに感謝します。 (記:K田)
<タイム> 大月駅9:17 ~ 10:20岩殿山 ~ 10:40烽火台 ~ 11:13最初の鎖場~12:15昼食場所 ~ 13:12稚児落し ~ 13:50吊り橋 ~ 14:27大月駅