20日 瑞牆山

メンバー:K田リーダー、N香、K浪

コースタイム:瑞牆山荘9:55~10:33富士見平小屋~11:12天鳥川~12:52瑞牆山13:34~14:36天鳥川~15:44瑞牆山荘


先々週の天狗岳と違って今回はテント泊装備を背負わなくていいので、楽勝だと思ったのが大違い。重い登山靴、12本爪アイゼン、アウタージャケット、オーバーパンツの雪山装備は天狗岳と同様。ところが、行きの車の中からなんとなく胃腸の調子がおかしい。何とかなるだろうと思いながら、瑞牆山荘から登山開始。

しかし、しょっぱなから足が重い。登山開始で足が重いのは時々あることで、いつもは1時間もすれば調子が戻ってくる。ところが、この日は全く調子が上がらない。にもかかわらず、天取川からは凍った箇所が現れ、傾斜もきつくなる。アイゼンを一旦外したこともあり、氷の上を鎖やロープを引き寄せながら登る場所もある。そんなことをしていると、胃がムカムカしてきた。思い当たるのは、水曜と木曜の仕事上の飲み会。タダ酒をいいことに飲み過ぎた。金曜日をはさんだものの残留アルコールが胃を刺激し、ボディーブローのように効いてくる。

大ヤスリ岩近くに来ると、足が止まりがちになり、頂上まであと標高100m位の地点で、K田さんに荷物を持っていただいた。悔しいが背に腹は代えらない。登り斜面がいつも以上に迫ってくる。空身とはなったが、バテバテの状態で頂上に到着。ランチタイムとなった。

頂上からは近くの金峰山や小川山がよく見え、雲が多いながらも南アルプスも見えた。

下りは極力アイゼンを使用したので、それほど難儀せずに降りることができた。

K田さんからは「標準タイムと変わらなかった。」と慰められたが、反省の多い山行だった。帰りに増富の湯に立ち寄りましたが、全体的にぬるめの湯加減でした。

K田さんにはいつも以上にお世話になりました。N香さんも停滞気味のスローペースにお付き合いさせてご迷惑をお掛けしました。