20日(土) 牛ノ寝通・榧ノ尾山

2019年10月20日(日)  くもり
メンバー:3名
コースタイム:
小菅の湯7:15~9:02棚倉~10:24榧ノ尾山11:07~12:35大マテイ山~13:17トチの巨樹~14:32小菅の湯

 当初の予定は19日(土)に大菩薩嶺の予定でしたが、雨天とアクセス道路不通のため、牛ノ寝通りとなった。今回の目的は紅葉とトチノキの巨樹である。
 同行メンバーはK田リーダーと長身のM井さんです。M井さんとは初めてご一緒させていただいた。奥多摩湖を通って小菅に向かうが、奥多摩湖が台風の影響で満水となり、ゴウゴウと放流しており、怖いほどである。湖面は茶色い濁水でいっぱいとなり、いつもと違う光景が見られた。
 道の駅こすげの広い駐車場から出発。最初は民家を通過して、登山口から登山開始。今回は序盤が一番の急登である。
 九十九折が終わり、もうしばらく登ると棚倉に到着。昭文社のエアリア地図では棚倉小屋跡と書かれており、平坦な場所で一休み。ここからは牛ノ寝らしいなだらかな尾根で、快適に進む。途中、クマが出現!ただし目撃したのはM井さんだけ。男には見えない熊だったのかも。その直後にK田さんがオフロードの自転車乗りに出くわし、また熊出現かとびっくり。
 榧ノ尾山の山頂に到着し、少し早いが昼食。雨は降っていないが、周囲はガスのため、何も見えず。また寒くもなければ暑くもない。目的の紅葉も早すぎか。K田さんが昨年、同じ時期に同じ場所に来たときは、紅葉がきれいだったとのこと。
 榧ノ尾山からは来た道を戻るが、途中からは大マテイ山に向かう。地図ではどうってことはなさそうだが、大マテイ山頂までは地味に疲れる。大マテイ山から下ったところにトチノキの巨樹の道がある。中でも大きな樹が二つあるが、それ以外のトチノキも大きいので、遠くから見ても巨樹の大きさがいまひとつわからない。しかし、根元まで行くとその幹の太さに圧倒される。推定樹齢650年らしいので、室町時代に植えられたということか。こんな傾斜地によくもまあ立ち続けられたものだ。
 林道までの沢筋は急であるが、台風で道が一部崩壊しており、通りにくくなっている。わさび田は上流からの流木に荒らされ、見る影もない。道も浸食され、歩きにくくなっている。
 道の駅に戻り、小菅の湯で汗を流した。K田リーダー、長時間の運転ありがとうございました。M井さん、またどこかでご一緒しましょう。