17日 大菩薩嶺
<山行報告> 大菩薩嶺 ~ 大菩薩峠
平成28年1月17日(日) 天気 : 晴れ・風弱
参加者 : K
行 程 : 裂石ゲート前駐車場7:04 ~ 8:11丸川峠8:17 ~ 9:05大菩薩嶺 9:15 ~9:18雷岩 ~ 9:42賽ノ河原 ~ 9:54親不知ノ頭 ~ 10:03大菩薩峠 10:16 ~10:28勝縁荘 ~ 10:53上日川峠11:09 ~ 11:56裂石ゲート前駐車場
参加申込者が一人もいませんでしたので、単独行となってしまいましたが、快晴に恵まれ、富士山や南アルプスの素晴らしい大展望を楽しむことができました。
予定では国分寺駅集合で中央高速を利用する予定でしたが、一人だけでしたので、自宅を朝4時に出発し、一般道で奥多摩湖から柳沢峠を越えて、裂石ゲート前駐車場に6時20分に到着。
駐車場で簡単な朝ごはんを食べて、身支度を整えながら明るくなるのを待って出発しました。
丸川荘までは整備された樹林帯の中をひたすら登り、途中で山の上から顔を出したご来光を拝み、真っ青な空を見上げながら1時間07分で到着。丸川荘では豆から挽く本格コーヒーが楽しめます。
丸川荘から大菩薩嶺までは1ヶ所だけ大きく富士山を望める場所がありますが、やはり樹林帯をひたすら登るのみで、48分で到着。展望がありませんので、記念写真をたくさん撮って出発しました。
大菩薩嶺から雷岩に上がると展望が一気に開け、大菩薩湖と富士山が正面にドーンと現れ、その右手には左から順番に聖岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳と、はっきりくっきり、見事なほどの大展望を楽しむことができました。
雷岩から大菩薩峠までは、終始、右手に富士山と南アルプスを眺めながらの稜線闊歩でした。
大菩薩峠では介山荘が営業中。沢山の土産物を売っていて、食事をすることもできます。
公衆トイレや無料休憩舎もありますので、悪天時でものんびりすることができます。
大菩薩峠を後にすると、再び樹林帯となり、景色は望めませんので、登山道をひたすら下るのみです。上日川峠までは良く整備された登山道ですが、上日川峠から裂石ゲート手前の千石茶屋まではフカフカに積もった落ち葉に埋め尽くされた山道でした。
勝縁荘は休業中ですが、介山直筆の「大菩薩峠勝縁荘」の扁額をガラス戸越しに望めました。
富士見山荘とロッヂ長兵衛は休業中で、トイレも使用できませんが、福ちゃん荘は営業中。土産物も多数販売していて、食事もできますし、公衆トイレもあります。
今回は積雪がほとんどなく、良く整備されたルートでしたので、持参した軽アイゼンを使用することは全くありませんでしたし、短時間で大菩薩嶺まで登ることができました。さらに、出発時間が早かったので、雲が湧き上がる前に雷岩から大菩薩峠の大パノラマ稜線闊歩を楽しむことができました。
展望も花もない樹林帯ではコースタイムの約半分の時間で登れましたが、大展望で写真撮りまくりの稜線歩きでは約1割早い程度のペースでした。目指すポイントに何時に到着したいのかを先に考えて、出発時間を早める等の準備ができれば、雲が湧き上がって残念な思いをすることなく、ドンピシャのタイミングで大展望を楽しむことができることもありますので、例えば参加者を自宅に迎えに行く、或いは自宅付近の適当な場所に出てきてもらう等の方法が可能であれば、電車の始発時間にとらわれずに、タイムスケジュールを組むことも可能かなと思いました。