17日 大室山(丹沢)

 

<山行報告> 大室山(丹沢)

<日程>平成27年5月17日(日)

<参加メンバー>(L)K、K(記)

<コースタイム>神ノ川ヒュッテ8:03~9:33県境尾根~10:14大室山~11:35犬越路(昼食)12:08~12:53神ノ川ヒュッテ

 数年前、道志の湯から加入道山を経て大室山に登ったことがあるが、今回は神ノ川ヒュッテから登る。神田リーダーも私も「かみのかわ」と思っていたが、道標には「かんのがわ」と書かれていた。もちろん道標が正解である。実際に来てみないとわからないものだ。

 さて、地図読み登山とあったので、事前に地形図を見てルートを想定していたのだ¥が、登ってしばらく行ったところでGPSを確認したところ、地形図のルートと違うところを歩いている。地形図では沢の右側に登山道が書かれているのだが、実際に歩いているのは左側である。しかし、歩いているのは整備された登山道だ。昭文社の山と高原地図を見ると沢の左側に登山道が破線で書かれており、実際に歩いている道に近い。つまり、地形図に書かれたルートは旧道(現存するか否かは確認せず)で、私たちが歩いているのは「日陰沢新道」という新道だと思われる。これまた実際に来てみないとわからないものだ。

 旧道と新道は支尾根の分岐点で合流し、ここからは地形図と山と高原地図のルートが一致する。分岐点まではかなりの急登であるが、ここから県境尾根までは傾斜が緩む。尾根を辿って目的地である大室山に至るが結構傾斜がある。蛭が岳、檜洞丸などの丹沢の山々を眺めながら登ると、今度はあそこへ行くんだという意欲が掻き立てられる。

 大室山から犬越路を目指すが、この日は先生が引率する高校生のグループを多く見かけた。ある先生は見た感じ高齢にもかかわらず、青少年の健全な育成のために頑張っておられ、頭が下がる。

 大室山からの下りは地形図では急なのでそれなりに覚悟していたが、木道や土嚢でしっかりと整備されており、安全に下ることができる。

 犬越路避難小屋のベンチで昼食と休息をとり、神ノ川ヒュッテまでの下りにかかるが、こちらは沢筋の道だけあって急坂で、かなりガレているので、足元に注意を要す

 無事、神ノ川ヒュッテに到着し、立ち寄り湯は「いやしの湯」で汗を流して帰京し

 昨年11月の雲取山以来のKリーダーとのデュオ登山で、時短登山になることは覚悟していたが、登り標準タイムが3時間のところ上記コースタイムのとおりである。下りも昼食時を除きあまり休みは取らずそそくさと降りた。帰りの一般道路も渋滞前の時間帯で順調であったため、明るい時間に家に帰り着くことができた。お蔭で長い一日となった。

 Kリーダーには今回も大変お世話になった。

30d.jp/g-musashino/20