16日(金)~19日(月) 黒部五郎岳
〈山行報告〉黒部五郎岳 令和元年8月16日(金)~19日(月) 前夜発2泊3日
〈メンバー〉5名
☆8月17日(土)
前夜にバスタ新宿から富山駅まで高速バスに乗り、さらにバスを乗り継いで折立に着きました。準備をしていざ出発。涼しかったのが、歩くと結構暑い。汗だくになりながら歩きました。樹林帯をぬけると有峰湖が見えてきて、緩やかな高原を登っていきました。五光岩ベンチに着いた頃には薬師岳の雄大なパノラマが広がっていました。太郎平小屋に着いてチェックインしてから時間があったので、太郎山に足をのばしました。残念ながら黒部五郎岳はガスの中でした。小屋に戻って生ビールで乾杯をして明日からの英気を養いました。
〈CT〉折立8:00〜9:45三角点ベンチ〜11:30五光岩ベンチ(ランチ)11:55〜13:00太郎平小屋
☆8月18日(日)
よく晴れた青空の下、小屋を出発しました。アルプスの大パノラマ!黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳を見ながら稜線を歩きました。雲ノ平も見える!遠くに槍・穂も!薬師岳の向こうに剱岳の端っこも見えました。順調に歩みをすすめていましたが、中俣乗越から先が意外に長く感じられ、やっとの思いで黒部五郎の肩に着きました。ザックをデポして山頂まであと少し。着いたー!!お昼を過ぎてしまったので時折ガスがかかってしまいましたが、この達成感は嬉しい限りです。五郎のカールの先には今夜泊まる黒部五郎小舎が見えました。
下りはカールコース経由を歩きました。いろんな岩がゴロゴロしているのを見ながら、足元もゴロゴロしているので注意しながら進みました。雷岩なる岩も面白かったです。樹林帯に入ってからしばらく歩くと黒部五郎小舎が見えてきました。広い草原の中で赤いお屋根の可愛らしい佇まいが「アルプスの少女ハイジ」を彷彿とさせました。ここでももちろん生ビールで乾杯して山談議に華をさかせました。
〈CT〉太郎平小屋5:50〜7:50北ノ俣岳〜8:40赤木岳〜9:35中俣乗越〜11:00(ランチ)11:30〜12:10黒部五郎の肩〜12:30黒部五郎岳〜12:50黒部五郎の肩〜13:50雷岩〜15:10黒部五郎小舎
☆8月19日(月)
今日のコースタイムは9時間、新穂高温泉に早めに着かないとお風呂に帰れない、という過酷なスケジュールです。朝も暗いうちから小屋をでて、三俣蓮華岳に向かいました。日差しが出てきたときの黒部五郎岳の雄姿はとっても綺麗でした。笠ヶ岳、槍・穂が近づいてきました。三俣蓮華岳で朝ご飯休憩をして、順調に歩みを進めて双六小屋に着きました。ここから先も下りばかりでもなく、アップダウンを繰り返しながら鏡平山荘に向かいました。槍ヶ岳に連なる西鎌尾根は迫力ありました。鏡平山荘でお昼休憩をとっていると、予報通り雨が降ってきました。急いでレインウェアを着て、雨が降ったりやんだりを繰り返すなか、濡れた石に注意して下りました。やっとの思いで林道にでて、わさび平小屋を過ぎて新穂高温泉に着き、お風呂に入れて帰路に着きました。
リーダーのI井さんはじめ皆様本当にお世話になりました。お疲れ様でした!
〈CT〉黒部五郎小舎4:05〜6:30三俣蓮華岳6:50〜8:50双六小屋9:10〜10:25弓折乗越11:10鏡平山荘(ランチ)11:30〜14:30わさび平小屋〜15:40新穂高温泉