11日 盆掘川
【日程】2016年8月11日(木・祝)
【メンバー】K田さん(リーダー)、I川さん、K光さん、T崎(記) 計4名
【コースタイム】清水橋入渓点11:03 ~ 11:08 棡葉窪出合 ~ 11:54 二段くの字滝~ 13:07 二俣 13:25 ~ 13:42 清水橋
記念すべき第一回目の「山の日」。......ですが、今回は登山ではなく沢登りです!
向かうは秋川の支流 盆堀川の棡葉窪。沢登りのベテランK田さん、二度経験があるというK光さん、そしてこの日のために沢靴を購入した初心者のI川さんとT崎、合計4名が参加。天気はあいにく薄曇りで、水が冷たいのではと不安になりながらの道中でした。
沢の入り口に到着し、ヘルメット、ハーネスを装着していざ遡行開始。そこかしこに蜘蛛の巣があり、木の枝で巣を薙ぎ払いながら進んでいきます。
出発から3分後、いきなり腰上までの水に入っていくK田さんと、思わず躊躇してしまう私。沢登りと聞いて(せいぜい腿まで浸かる程度かな)などと甘いことを考えていたのです......。
でも一度濡れてしまえば吹っ切れる! そこからはばしゃばしゃと飛沫をあげて進んでいきます。
最初の滝をK田さんにコツを教わりながら登ります。「水の流れがあるところは意外と滑りにくい」とのこと。
とても小さな滝でしたが、初めて自分の力で登り切るとなかなかの達成感! 心配していた水温もちょうどよく、田舎の川で遊んでいた子どもの頃を思い出し、楽しくなってきました。
しかし、ひとつ、ふたつと進むほどに徐々に険しくなっていく滝。ほとんど壁、というものもあり、K田さんに上からザイルで補助してもらいながら登ります。途中メンバーが何度か足を滑らせる場面もありドキッとしましたが、ザイルのおかげで事なきを得ました。
6mほどある「二段くの字滝」を越えたときには初心者組はだいぶ消耗。三点支持を意識し、落ち着いて登りたいのですが、掴めるところは? 足はどこに置こう? と、次々に咄嗟の判断をしなければならず、あわあわしてしまう場面もありました。濡れた装備や服も重く、いつもの登山とは全く勝手が違います。
その後はナメ滝が続きます。こちらも滑りやすいので体を岩にくっつけるようにして登っていきます。朝は曇っていた空は徐々に晴れ、木漏れ日がきらきらと川面を照らし、とても綺麗でした。一人ずつ登るため待機時間も結構あるのですが、普段こんなに滝に近付く機会も無いので、ここぞばかりにマイナスイオンを堪能していました。
最後のチョックストーン滝を全員が登り終わったときには小さくガッツポーズ!
その後休憩をとり、林道を20分ほど歩いて戻りました。沢の中を歩いていた時はそんなに登ったようには感じませんでしたが、意外と高くまで来ていたようです。
清水橋に戻るとK田さんが簡易更衣室(テント)を用意してくれました! なんとも至れり尽くせり。
リーダー、ご同行の皆さま、どうもありがとうございました。
(※途中、グラグラ揺れる一本橋がかかっている場所があり、実は個人的にはそこが一番怖かったです......)