10日 表妙義縦走2018

<山行報告> 表妙義縦走'2018      平成30年11月10日(土)

<メンバー> 3名

<コースタイム>道の駅みょうぎ7:48〜7:59妙義神社〜8:38大の字〜9:25見晴〜11:11相馬岳〜12:27堀切〜14:38鷹戻しの頭〜15:03中之岳〜16:12中之嶽神社〜17:53道の駅みょうぎ

 春に予定されていた表妙義縦走、諸事情により延期となり、待ちに待った出発となりました!私事ですが、2年前のこの時期にお試し山行の妙義山中間道から入会したという経緯があり、道の駅みょうぎに到着したときには感慨深い思いに浸ってしまいました。この場をお借りして、むさしのの皆さんには本当に感謝しています、ありがとうございます。

 と、いうことで、販売前の下仁田ねぎの束に見送られ、晴天のなかハーネス、ヘルメットを装着した私たちは出発しました!観光客のおばさんにかっこいいね!なんて言われながら...。まずは遠くから見ていた大の字に到着!大の字の周りは絶壁です。写真を撮るときは踏み外さないようにドキドキしました。そして、徐々に難易度を上げながら鎖場が続きます。次にやってきたのはビビリ岩。名前の通りにビビってなんかやるもんか!と気持ちの上では強がってみたものの、最初の難所だったこともあり、つるつる岩のトラバース、しかも絶壁、落ちたら...。「K田さん、ロープお願いします!」第一ロープ発動!ロープを装着してからは100人力です!スイスイ(笑)やっぱりビビっちゃったな...だけど、ここでビビってたら鷹戻しに行けないかも...頑張らなきゃ!見たことのない長い鎖場、「手を離すな」の看板が。好んで手を離す人はいないかも...。そこから先は、鎖場で話しかけられても全く余裕がなくて「後にしてもらっていいですか!」的な感じに(笑)そして、核心の鷹戻し!登りは足場に絶対的な信頼がおけず、ということは体力的に限られた時間の中で次の足場を見つけて移動しなければならず、ナイフリッジ的な感じで怖い+体力と判断力と勇気との戦いでかなりの緊張感を強いられました。下りは、落ちたらきっとさようなら...になってしまう断崖絶壁をわずかな足場と鎖を頼りに降りて行く感じなので、ここは素直に「K田さん!ロープお願いします!」下りの断崖絶壁はK田さんのロープのおかげで10,000人力でした!私が苦労して下ったところをK田さんはいとも簡単にまるでレスキュー隊のような懸垂降下でスイスイ。カッコいいです!いつか私も!なんて(笑)

 S水さんに前回の妙義山が今の私と同じくらいの年齢だと伺いました。その時は今よりももっとスイスイ行けたと...。私、今でもビビってギリギリなので、あと10年経ったら...と思うとチャレンジできてないと思います。やっぱり、K田さん、S水さんはすごいです。K田さん、いつもながら的確なご指導と神様のようなロープワークありがとうございます。S水さん、励ましてくださいながら暖かく見守ってくださったおかげで頑張れました!長時間ずーっと緊張の連続でしたが、個人山行では経験できない、むさしのの山行だからこそチャレジさせてもらえたのだと思います。K田さん、S水さん本当にありがとうございました!