16〜17日 岩木山・白神岳
岩木山・白神岳
【日程】 9月16日(土)~17日(日)・前夜発1泊2日
【メンバー】 K田リーダー、N香さん、M山さん、K光(記)
【コースタイム】
※ 本来は立山~剱岳山行の予定だったが、リーダーの提案で台風の裏をかき東北山行となる。
9/16(岩木山) 百沢スキー場P7:13 ~ 7:18百沢登山口 ~ 8:01姥石 ~
8:42焼止ヒュッテ ~ 9:24錫杖清水 ~ 9:50鳳鳴ヒュッテ ~
10:09岩木山頂上10:56 ~ 12:30姥石 ~ 13:00百沢スキー場P
9/17(白神岳) 白神岳登山口P5:54 ~ 記帳所6:03 ~ 6:35二股分岐 ~
7:13最後の水場 ~ 9:00大峰分岐 ~ 9:18白神岳頂上9:54 ~
11:04蟶山 ~ 12:32白神岳登山口P
15日(金) 22時に北朝霞駅を出発、佐野駅でN香さん合流後、翌日の7時頃百沢スキー場へ到着。
16日(土) 目覚めた瞬間、車中から雄大な岩木山(日本百名山)が目に入る。初の青森、また実もたわわなリンゴ畑ごしの津軽富士の雄姿に、思わずテンションがあがる。
岩木山は乗っけから急登続きで汗が噴き出す。右は杉林、左は自然林の中、七曲やカラスの休場を通過しいくつか小さな沢を渡る。夢のタイムカプセル?という標識を過ぎ、最後の登りを制覇し頂上へ。逆方面からのロープウエイがあり、比較的軽装な人もいた。山の中腹すぎから真っ白な雲がかかり、あいにく日本海は拝めなかったが、リーダーの温かいコーヒーをいただきランチタイムに。下りも急で、なかなか杉林帯に着かないなと思いながら降りた。
岩木山麓の百沢スキー場の駐車場横には芝生の生えた栗林があり、テントを張れば気持ちよさそうだったが、明日登る白神岳近くのキャンプ場を目指し出発。立ち寄った温泉は弘前の百沢温泉。歴史を感じる湯場の茶色い湯に浸かり筋肉痛をほぐす。
畑の横で、生の瑞々しい嶽きみ(トウモロコシ)を試食後に購入。日本海を右に、北海道を後ろに見ながら国道101号線の南下を続ける。車と並行して2両編成の五能線が磯と灯台の海沿い、黄金色の稲穂畑の間に見え隠れした。途中で(海辺の)千畳敷という名所に降り立つ。広々とした磯場でヤドカリを愛でたり日本海を試飲したりした。
次々現れる抹茶色の湖を眺めつつ、夕方アオーネ白神十二湖リフレッシュ村キャンプ場に到着。6人用のオートキャンプ用テントでリーダーのホスピタリティ溢れるフルコース、青森ビール等々の宴会となった。メニュー:アブラガレイのムニエル、カボチャのバター焼き、すき焼き、牛乳リゾット。テント近くで始まっていたキャンプファイヤーは、濃香さん、守山さんの鶴の一声で、就寝前には見事に終了していた。
17日(日) 朝食に巾着入りそば&パワー牛乳リゾットをいただき、出発。天気もよく、白神岳は岩木山に比べなだらかで登りやすい。ブナ林に見守られ、キラキラ光る日本海に元気をもらい、頂上付近のリンドウやアキノキリンソウに癒されつつ進む。思わず「津軽海峡冬景色~♪」を口ずさむリーダー。北の世界遺産・白神山地のど真ん中で、雲を被った八甲田山を遠方に見たとき、はるばる遠くへ来たもんだと実感。頂上は暴風域のため、避難小屋で温かいコーヒーでの束の間のランチタイムとなった。
下山後は、リーダー絶賛の「不老ふ死の湯」へ。内湯、そして目の前が海の外湯を行き来しワクワクして入る。洗い場で母親が「二度と来られないところだからね!」と子供に念を押したのもうなずける。海風に吹かれ、水平線とカモメを眺めながら鉄分の濃いー湯を満喫できた貴重な経験だった。
14時半前に深浦を出発、日本海にも別れを告げ、帰路日本海東北道~東北道をひた走る。福島近辺で北に向かう台風の豪風雨域を抜け、10時間後の深夜には無事家路に着くことができた。
皆さんのお蔭で今回もたいへん貴重な体験ができました。青森往復の長丁場の運転をしてくださったK田さん、M山さん、本当にありがとうございました。