8月16日(金)夜~8月19日(月)常念岳~燕岳

メンバー: I井(リーダー)、M崎(直)、B東、H岡、N安、I上(記)
コースタイム:
8/17  一ノ沢林道途中4:46〜5:25一ノ沢登山口5:52〜7:15大滝ベンチ〜11:00
常念小屋(ランチ)11:50〜12:50常念岳13:13〜14:06常念小屋
8/18  常念小屋5:36〜7:40東天井岳〜8:56大天荘〜大天井岳ピストン〜(ランチ)10:04〜12:04大下りの頭〜13:19燕山荘
8/19  燕山荘6:00〜6:28燕岳〜7:10燕山荘〜8:08合戦小屋〜9:50第2ベンチ〜10:41中房温泉登山口〜10:52有明荘

8月16日夜。台風の接近で電車のダイヤが乱れる中、全員無事に竹橋の毎日新聞社ロビーに集合。23時過ぎ、バス出発。
談合坂と諏訪湖のサービスエリアで休憩。

8月17日。4時過ぎ、まだ真っ暗な中、烏川渓谷緑地・森の家駐車場に到着。
本来であれば一の沢登山口までバスで行けるはずだったが、
8月6日の豪雨で登山口に通じる林道の路肩が崩落とのこと。

タクシーであれば崩落現場の少し前まで行けるとのことで、タクシーを予約。
タクシーを降りてからは、40分ほど舗装された林道を歩き、崩落現場も無事通過して、一の沢登山口到着。登山口で朝食。
6時前、登山開始。最初は沢沿いのなだらかな登り。河原に入ってから、
ルートが不明瞭な箇所があったが、ほどなく対岸に登山道に続く階段を発見。
やがて沢を離れ、最終水場で水を補給し、三つのベンチを過ぎ、常念乗越到着。
常念小屋前のテーブルで昼食。小屋にチェックイン後、アタックザックに必要なものだけ詰めて常念岳山頂へ。
ガレ場を登っている途中で、雨が降ってきてレインウェア装着。
山頂に着くと雨がやんで、みんなで記念撮影。下山直前に、奇跡のように一羽の雷鳥が舞い降りてきた。
再び雨が降ってきたので、急いで下山。
小屋に戻った後は、生ビール、ノンアル、ホットミルク、ケーキ、お汁粉、柿の種やナッツという何でもありの飲み会に。
小屋の夕食はハンバーグがメインで杏仁豆腐付き。食後、まだ18時過ぎだったが、みんな早々に就寝。

8月18日。4時前起床。5時前にすべての荷物を持って外へ。
小屋前の常念乗越は、すでに日の出を待つ人がいっぱい。東側は一面の雲海。5時7分、日の出。
日の出を写真に収めた後は、反対側の西側を向いて槍ヶ岳方面のモルゲンロートを堪能。
そのまま常念乗越で朝ご飯。前日に小屋で買っておいた焼きおにぎり。
5時半過ぎに出発。最初は横通岳に向かって登り。30分も歩くと、常念乗越からは見えなかった穂高方面までよく見えるようになる。
槍ヶ岳も、最初は東鎌尾根側を見ていたのが、だんだん北鎌尾根側に見える角度が変わっていく。

横通岳では、山頂を踏みたい3人(B東・H岡・N安)と、巻き道を行く3人(I井・M崎・I上)に分かれることに。
先の合流地点で、無事に全員合流。次の東天井岳のピークは、縦走路から5分ほど登ったところにあったため、全員荷物をデポしてピークハント。
さらに進むと、がれ場の斜面に数頭の猿出現。こちらのことなど気にする様子もなく、ゆっくりと歩き去っていった。

9時前に大天荘に到着。小屋前に荷物をデポして、大天井岳の山頂へ。
記念撮影後、大天荘前に戻って、昼食とトイレ。
大天荘前からは、少し下り。はしごと鎖場を過ぎ、今度は「大下り」と呼ばれる場所を登っていく。
蛙岩や、岩が割れて細い通路になっている場所を通過。13時前、ついに燕山荘や燕岳が見えてきた。
一休みしてから、最後の登り。ついに燕山荘到着。

燕山荘で案内された部屋は、新館の2階。
本館の廊下・階段・客室通路を複雑に通り抜けていかないとたどり着けない。
案の定、本館にある食堂に行くときに迷子になってしまった。
売店で土産のTシャツ他を買ってから、食堂で乾杯(今回もアルコールノンアル何でもあり!)。
食堂が夕食の準備の時間になってからは場所を喫茶室に移し、ケーキ・コーヒーなどでまったり。

夕食は、今日もハンバーグ。名物のオーナーのアルプホルン生演奏はなし。
オーナーが燕岳の自然について語る映像を観ながらの食事となった(その映像の冒頭に、少しだけホルン演奏あり)。
就寝前に星空を眺め、20時半に消灯。

8月19日。4時前、起床。4時15分頃から食堂前に並んだが、すでに長蛇の列。
少々気を揉んだけど、無事に4時半の朝食にありつくことができた(後から来た人は、満席なので次の回まで待つよう言われていた)。

5時前に外に出て、ご来光待ち。5時7分、無事にご来光を堪能。
今日もうっすらモルゲンロートな槍ヶ岳をバッグにみんなで記念撮影。
6時頃、大半の荷物をデポして、身軽に燕岳へ。終わりかけとはいえ、あちこちにコマクサの花。
30分ほどで山頂へ。遠く鹿島槍ヶ岳や立山・剱岳までばっちり眺めることができた。
帰りは、雲海から少しだけ頭を出していた南アルプスも見えた。

7時過ぎ、燕山荘で荷物を回収、下山開始。月曜日だというのに、合戦尾根は登る人と下る人で、渋滞気味。
合戦小屋では、名物のスイカを堪能(甘かった!)。その先の第2ベンチで行動食休憩。11時前に有明荘到着、温泉と昼食。

13時5分、有明荘から毎日あるぺん号に乗車。比較的近い蝶ヶ岳温泉だけでなく八ヶ岳美濃戸口でも乗客を乗せ、
工事や途中の土砂降りの雨による渋滞でバスは遅れに遅れ、18時45分の予定が20時過ぎに新宿駅西口に到着。新宿駅にて解散。

三日間、北アルプスの雄大な眺めを堪能することができて、大満足。
ご一緒した皆様、ありがとうございました。