7月6日(土)~7日(日)鬼怒沼&奥鬼怒温泉郷八丁の湯

参加者: I井(L)、T桑、T原、I田(康)、K藤、M川、A畑、S藤め、S藤英 (記)
コース: 7月6日 女夫渕駐車場13:30 ~ 八丁の湯14:45
7月7日 八丁の湯6:00~オロオソロシの滝展望台~鬼怒沼9:00~往路を戻り八丁の湯12:54

~天上の湿原と温泉の心地よいハイク~
森林限界を超えた高山は夏山の代名詞ですが、私は湿原が好きです。
鬼怒沼は森林を登り抜けると一気に明るい湿原が目の前に拡がった記憶があり、
次は温泉1泊で行きたいと思っており、さっそくエントリをしました。

初日)
初日は八丁の湯までの行程なので、ゆっくり出発し、川治ダムを超えた先ですごくお得なおいしいおそばを堪能しました。
このお店にはエアコンもありませんでしたが、東京と違ってうだるような暑さはなく、山に来た甲斐がありました。
女夫渕からは、川沿いをゆっくり進んでいくと目指す八丁の湯に到着しました。
到着後はすぐに期待の露天風呂に入って心と体を休めました。
先に上がった森川さんと荒畑さんは既に一杯しており、その後はみんな集まって夕食前のお楽しみ会になりました。
夕食も豪華でそれぞれ温泉泊を楽しました。

2日目)
お弁当を受け取って温泉を出発すると往復5時間半(予定)の行程です。
6時に出発をして温泉郷を抜けていき、日光澤温泉の赤い屋根を右手に見下ろして山道に入っていきます。
深い森は苔むした石と広葉樹の巨木が多く日影でとても助かりますが、汗は止まりません。
オロオソロシの滝展望台では、滝は遠くに小さく見えるだけでちょっと残念です。
以前の記憶では簡単に抜けていた森ですが、ギンリョウソウ探しを楽しみながら、
時折吹き抜ける風と久しぶりに持参したうちわの風を頼りに進んでいきました。
暑さに苦労した森を抜けるとそこには泥炭層に青空を映す湿原が広がります。
ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ツルコケモモ、トキソウ等の小さな花にみんなスマホを向けて写真を撮りながら進みました。
早い時間の昼食をはさみ、さざ波に揺れる池塘を眺めながら、名残り惜しくも湿原を後にしました。
宿で最後の温泉につかり汗を流し、宿の帰りのバスで眠っていると女夫渕に到着しました。

とても楽しみの多い山行をリーダーのI井さん、参加者の皆さんありがとうございました。