7日(土)~8日(日) 妙高山&火打山(日本百名山×2)

メンバー:リーダー K田、I原、S能、B東、Fァン、M山、H田(記録) (敬称略)
コースタイム:
1日目:笹ヶ峰登山口5:12~6:00、黒沢橋~7:41、富士見平~8:40、
黒沢池ヒュッテ9:09~11:25、妙高山北峰~11:44、妙高山南峰~14:04、
黒沢池ヒュッテ (テント泊、小屋泊)
2日目:黒沢池ヒュッテ5:16~6:29、高谷池ヒュッテ6:57~7:20、天狗の庭~8:38、
火打山8:58~9:57、高谷池ヒュッテ10:35~11:17、富士見平~13:33笹ヶ峰登山口

〜女たちは頂を目指して〜山女日記ドラマ版第1話の舞台、妙高山&火打山へ
山女日記とは…、原作者自身も登山をする湊かなえさんの小説で。
ドラマ自体も登山番組にも出演されてた女優、工藤夕貴さん主演による、
毎回、登場人物の抱えている悩みを登山を通して向き合っていく女性たちをテーマにした内容でした。
登山を始めた当時、このドラマを観て、第1、2話の舞台であった妙高山&火打山は、
ずっと登ってみたかった山々でした。
久々の長時間山行で心配ながらも、山行計画が挙がった時点でテンションが爆上がり、
思わずエントリーしてしまったのでした。
体力だけでなく、お天気も心配しつつ…迎えた出発当日。
新座駅集合のK田さん号と府中付近集合のFァンさん号の2台で現地へ向かいます。
22時集合で出発したK田さん号は、ヒミツの寄り道をしつつも、華麗なドライビングテクニックで
3時間半ほどで笹ヶ峰登山口駐車場へ到着!
先に出発したであろうFァンさん号は少し遅れて到着…。(ちょっとしたトラブルがあった模様…)
翌朝は5時の出発との事で、暫し仮眠タイムZzz
さて、各自準備し、出発!!なんと…Fァンさんが爆弾発言です!
登山靴が…。安全登山でお願いします…とK田さんも若干、困惑気味で登山開始です。
任意で、500円の協力金をお支払い、かわいいお土産を貰って、先ずは宿泊する黒沢池ヒュッテを目指します。
笹ヶ峰歩道を経て、黒澤の水場は残念ながら枯れており。ここから、十二曲がり。
皆の心配を他所に、◯◯ックスでK田Lに次いで登るFァンさん、全然追い付けません笑!
時折、姿が見えるとカメラを構えて待っていてくれます。(被写体は私達じゃ
ない時も多々、それは眺望とリンドウ、ウメバチソウ、ワタスゲ、トリカブト等の花々や草紅葉…)
かなりの急登にひぃひぃ言いつつ、やっとの思いで9時過ぎに黒沢池ヒュッテに到着。
15時までは、テント場の場所の質問すら一切受け付けて貰えないと言う塩対応の山小屋の店主。
唯一、小屋泊の私には明らかな対応の違いに一同驚きでした…。
雲行きが怪しくなって来たので、荷物を軽くして、足早に山頂を目指します。
荷物を軽くしたものの大倉乗越を経て更に急登、暑さと疲れもピークで何とか北峰に到着。
眺望は白…暫し写真タイム、そして南峰を目指し、休憩してから、黒沢池ヒュッテに戻り15:00を待って、
それぞれ受付。
小屋はドーム型が特徴的な建物で、建築家でもあり、登山家でもあった吉阪正隆氏によって設計されたそう。
大半の宿泊客は3階で、どうやら2階なのは私だけ…荷物の整理と着替えを済ませ、
テント泊の皆さんとお待ちかねの夕食タイムです♪
塩対応の店主を恐れ、小屋泊の私の後についてビールを購入する面々…、ここでM山さんがミツバチに刺されると言う
ハプニングが!ちゃんと応急処置キットを常備しているのは流石…でも痛そう…
乾杯して、いよいよ!この日のK田シェフによるメニューはホタテに鮭に特大イカのバターソテーに芋煮、
そしてうどんとお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした!
そして、飲料水不足の味方アイテム、災害時にも役立ちそうなSawyer(ソーヤー)持参のM山さんとFァンさん、大活躍でした。
2日目はどうやら小屋の従業員が2階で寝ていたらしく、店主の「おい!起きろ!」という声で目覚め、
急いで準備をして。チェックイン時に頼んでいたお弁当を受け取り。
最後の「まだ暗いから気をつけていってらっしゃい」と言う言葉で見送られて、外に出ると。
既にテント泊メンバーは、朝食を食べ始めていました。Fァンさんからコーヒーを頂き、朝食を済ませて。
先ずは高谷池ヒュッテを目指して出発です。
今日は昨日に比べたら楽チンなはず、と言い聞かせ。黒沢池、茶臼山を経て、1時間ほどで高谷池ヒュッテへ到着。
こちらは三角屋根の小屋、トイレもとても綺麗。日帰り登山客用のザック置き場もあって至れり尽くせり。
荷物を軽くして、火打山を目指します。今回の山行の恐らくメイン、天狗の庭…草紅葉が始まり何とも美しい光景♪
逆さ火打山も…、暫し撮影タイム。
ここで先ほど、足を痛めてしまったI原さんは大事を取って小屋で待機。
比較的歩きやすい木階段をひたすら登り、雷鳥平では残念ながら雷鳥さんには遭遇できず、自ら雷鳥ポーズでパシャリ。
終始いいお天気だったのに、山頂は白…。先に居た登山客が少し前まで綺麗に見えてたんですけど…、と。
各自、小腹を満たしたり写真を撮ったりし、心の目で山頂の眺望に思いを馳せ、再び高谷池ヒュッテを目指します。
途中、先程の天狗の庭は霧に包まれ幻想的な風景に変貌していました。
高谷池ヒュッテに戻り、I原さんと合流。ここの小屋のスタッフは皆さんフレンドリーTシャツや手ぬぐい、
各自グッズを購入して、お天気が崩れるかも…と下山開始。まだまだ道中長かった…。ひたすら下って、
登山口に付いた所で雨が…。ギリギリセーフでした。
各車、温泉へ向かうと。Fァンさんが、◯◯ックスを労う様に洗ってました、
良い子は絶対真似しちゃダメなやつです!Fァンさんの素晴らしい脚力と体幹の成せる技でした。
汗を流して、ここでFァンさん号と解散。どうやら海鮮を楽しんで来たようです。K田さん号は、
車中ではM山さんがレンタルして来てくれた、シュール過ぎて全く笑えなかったDVDを鑑賞しつつ、
最速で帰路に付いたのでした。
いつもながら企画から運転、夕食まで用意して頂いたK田リーダー、ご一緒して頂いた皆さん、ありがとうございました!