5日(土)~7日(日)甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳 リーダーS藤
参加者:S藤繁(L)、Y川さん、M井さん、I上さん、K野(記)
2泊3日で甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳に行ってきました。個人的にメインだった、仙丈ヶ岳からの日本3トップ祈願は、残念ながら濃霧により心眼で楽しんでまいりました。
いつかまた晴れた日に違う表情も見てみたい、素晴らしい山でした!
5日(土)山荘へ移動 /晴れ
夏休みなので高速も山も混雑を予想したが、思ったほどはなくスムーズに移動。早目に着いたので山の安全祈願に諏訪神社へ。
厳かな空気で涼んだあと、焼き立てパンと旬の野菜が最高に美味しいと、S藤さんお勧めのビュッフェランチ♪
諏訪湖のほとりのビューポイントで、花火大会の日の特別ディナーはなんと24000円が全て完売と大人気店だった。
あまりに素敵でちょっとゆっくりし過ぎたみたい、14時20分の北沢峠行最終バスに「あれ?間に合わない⁈」となり山道をブッ飛ばす。
食事が美味しいと噂どおり、この日はスパイスの効いたチキンと野菜スープに豚しゃぶを堪能し20時に就寝。
6日(日)山荘⇔甲斐駒ヶ岳〜山荘泊 /晴れ山頂付近ガス
朝食を4時から出してくれるので有難い。暖かい味噌汁とホカホカご飯を頂き、
どこまでも頑張れる気分で山荘を出発。歩き始めこそ長袖を着たがすぐに暑くなる。
岩ゴロゴロを歩き仙水峠まで来ると目の前に摩利支天どーん‼︎
甲斐駒ヶ岳は左に見えるアレか〜。近くに見えるがまだまだだ。
暑さと歩きにくいザレが気持ちをポキポキと折っていく。3歩歩いて2歩ズリ落ちながら歩き初めから5時間後甲斐駒ヶ岳登頂。
きつくて下ばかり向いていたが、ピーク直前見上げた先に広がる花崗岩の白い山肌と、天を衝く急峻な岩稜は疲れを吹き飛ばす素晴らしい景色だった。
《コースタイム:北沢峠0454~仙水峠0623~駒津峰0813~甲斐駒ヶ岳1011(ランチ)1100~駒津峰1240~仙水峠1416~北沢峠1543》
7日(月)山荘⇔仙丈ヶ岳 〜帰宅/ガス&霧雨
山荘のお兄さん予報では早い時間はイケそうだったが朝からしっとりと濃霧、気温は高めで半袖で出発。
途中晴れることを期待するも、風で一瞬開けるものの下から途切れなくガスが湧き上がってくる。
カールも3トップも今日はお預けだ。こんな天気の日は雷鳥さんに出会えるかも!
お、…イワヒバリかぁ〜などと一喜一憂しつつ、ひたすらしっとりとした這松群を歩く。
濃霧と這松のおかげで甲斐駒ヶ岳ほどの高度感は無い。
昨日おしりと両手両足の5点支持で下山したI上さんも、今日は少し楽しそうに見えた。
綺麗な沢があり泊まった山荘では美味しい湧水も飲めたが、山頂下の仙丈小屋は水が枯れているそうだ。馬ノ背ヒュッテから水を上げる歩荷さんとすれ違う。
それにしてもやっぱり景色見たかった。また来よう。
誰1人怪我もなく無事下山した安堵感。甘くて冷たい山荘のソフトクリームが沁みた。600円也。
《コースタイム:北北沢峠0447~五合目0636~小仙丈ヶ岳0751~仙丈ヶ岳0924(ランチ)1000~仙丈小屋1022~馬の背ヒュッテ1120~五合目1212~北沢峠1348》