3日(日)大室山
+ メンバー K田(L) M井 T登 S能(記)
+ 装 備 無雪日帰り装備、チェンスパ
+ コースタイム 7:40 みなもと体験館(車道アプローチ)/ 7:45 登山口(吊り橋)/
10:15 大室山 / 13:05 登山口(吊り橋)/ 13:10 みなもと体験館(車道アプローチ)
静かな初冬の裏丹沢を歩く
丹沢山塊の道志側、いわゆる裏丹沢の主峰、大室山にみなもと体験館分校ルートで登る。
久々の道志、裏丹。登山を始めた三年前は毎週ひと気のない平日の道志を
15kgテン泊装備を担ぎ歩荷トレで登りまくっていた。あれから三年かぁ……。 光陰矢の如し。
初のみなもと体験館コース。道志みちから吊り橋(かなり高い揺れる怖い)を渡って
道志川を越え入山。いきなり急登。道志側はどこを登ってもこのパターン。
だいたい急な支尾根をひたすら稜線に乗るまで直登パターン。ヒーヒー朝からキツい汗汗。
前半は杉の植林帯で暗い森。やがて南東の稜線から陽が出る。北斜面なので寒い。
スタート気温 1、2℃。陽が登り5℃くらいまで上がった。
今日は買ったばかり、今話題のワークマンのアクティブインサレーション、
バズヒートフライヤージャケットの実地テストである。驚きの破格2900円!!
プロトンFL(335g)やナノエアライトハイブリッド(343g)一着分の値段で15着買えるという
驚異の価格破壊。篦棒な値段である。外岩クライミングでガンガン使おうかとの目論見。
破れてもいいなぁこのプライスなら(笑)
ひたすら鬼急で30分ほどで暑くなり脱いだ。まあ保温性や熱の抜けは悪くない。
風が強いと寒い、カッティングがイマイチ、身ごろなどなんか太くてモサい、
反対に袖と裾が短い(あと3cm長くしてくれ)、ストレッチなので動きは悪くない、
肌触りは少しゴワつくが(汗張り付き防止?)不快なほどでもない。
ヒートアップするとブランド品ほど排熱と汗抜けは良くないが及第点では?
重さも340gとブランド品に引けを取らぬ軽量性。競合はモンベルのULサーマラップ
(252g)あたりか(バズヒー6着買えるが…) ちなみに私は171cm、55kg、細身でMサイズ
もっとスリムフィットにして袖裾長くしてくれ(懇願)。
桜吹雪の如き一面の霧氷と富士山
登り後半は広葉樹の森に変わり、葉が落ち尽くしたブナの森は明るくて頗る気持ちが良い。
右手に蛭ヶ岳や檜洞丸がよく見える。2.5hほどで登頂。天気の良い週末はそれなりに
人がいるんだなぁ。山頂は冷たい西風が吹き渡りかなり寒い。気温5℃だが、体感0℃くらい。
山頂直下からバズヒートを再度着用。微風くらいなら丁度良い。風が強いと寒いがギリ耐えられる。
山頂から南側に少し歩いた展望広場にかけて霧氷が一面に光り輝き大層美しい。
南側、表丹沢方面は雲に覆われていて富士山も見えない。寒風に耐えつつ昼メシに。
寒すぎてマイクロパフを羽織る。おにぎりを齧っていると南西の雲が飛ばされて富士山ドーーーン!
手前の霧氷と富士山。絶景である。思いがけないご褒美にうっとり。
しばし絶景を堪能しながら昼食を済ませ、そそくさと下山(寒いからね)。
入山者の少ない落ち葉が深く積もった道。ふかふかと弾力があって心地良い。
マイクロパフを脱ぎ、降りはバズヒートを着っぱなし。うーむ何気に使えるなコレ。
レーシングチーム、本日はイケイケ精鋭部隊ではないのでまあまあの速度だがガンガン降るも
オーバーヒートしない。後半は流石に暑くなりフロントファスナーを全開。
背中はザックで少々蒸れたがその他は快適。モサさを気にしない、ブランド所有欲から
解脱できるのであればCP最強の使える一着になるやも知れぬ?