19日(土)~20日(日)鹿島槍ヶ岳〜八峰キレット〜五竜岳

天気:晴れ メンバー:K田、M山、H岡、 B東(記録)
コースタイム:18時間44分 上り2,880m  下り2,689m
1日目3:48柏原新道-7:04種池山荘-7:58爺ヶ岳(南峰)-9:22冷池山荘-11:12鹿島槍ヶ岳(南峰)
-11:58鹿島槍ヶ岳-13:20キレット小屋(宿泊)
2日目5:19キレット小屋-8:58五竜岳-9:57五竜山荘-14:16アルプス平駅

2023年三大キレット制覇計画の第二弾で、八峰キレットチャレンジし、無事踏破。

▪️前泊 ゴール地点のエスカルプラザ駐車場で車中泊の予定でしたが、
まさかのトイレが空いてなく、すぐ近くの「サンサンパーク」に移動しました。
窓全開にしないと眠れないくらいの暑さでした。
▪️1日目 
AM2時半に起床し、エスカルプラザへ。
事前予約したアルプス第一交通の6人乗りタクで柏原新道登山口へ。
運転手は、何と2週間前の不帰キレットチャレンジで偶然乗せてくれた方が、約束を果たして迎えに来てくれました。
種池山荘までは、早朝とは思えない蒸し暑さでしたが、モルゲンロートで輝く針ノ木岳を眺めながら、何とか登り切りました。
ここで、コロナ明けで体調が戻り切っていなかったメンバー1名が無念の離脱となりました。
爺ヶ岳に向かう稜線では、種池山荘のオレンジ色の三角屋根とバックに聳え立つ剱岳のコントラストが、
日本とは思えない美しさでした。
その後冷池山荘を経由し鹿島槍南峰へ向かうに連れ、一気にガスガスとなりました。
天気予報通り大町側半分から雲が押し寄せる反面、立山側は快晴でした。
午後から雨予報もあったため足早になる反面、雷鳥への期待も膨らみます。
と思っていた矢先に、3羽の子供達を連れたお母さん雷鳥が登山道をゆっくりと横切りました。
南峰山頂では時折青空も見えましたが、北峰山頂は真っ白でした。
キレット小屋までの八峰キレット下りは、緊張の連続でしたが、モヤの中ようやく小屋が現れた際は、達成感で溢れていました。
生ビールはありませんでしたが、昼過ぎから宴会に明け暮れ、アーベントロートに染まる剱岳を眺め床につきました。
▪️2日目 
3時半に起床し、朝食を済ませてから5時にスタート。
いきなりの核心部スタートでしたが、雲ひとつない快晴にシャッターが止まりません。
目の前には男前の五竜岳が、振り返るたびに歩んできた美しい稜線と鹿島槍が。
五竜岳山頂に近づくにつれ、周囲はあっという間に真白になりましたが、山頂では時折青空も現れ、良い写真が撮れました。
五竜山荘までは、緊張感のある下りが続きます。
五竜山荘では、例の「山が好き酒が好き」Tシャツをメンバー全員色違いで購入しました。
6〜7色近いラインナップの中、私は敢えて文字が目立ちすぎないミリタリーカーキを選びました。
ここから先の遠見尾根は、長い下りや登り返しが修行のように続きます。
最後にもう一度雷鳥が見られたらコンプリートだねと話していたら、1羽のオス雷鳥が現れました。
これまでの夢のような工程を思い出しながら、ゴンドラのアルプス平駅に到着した瞬間は最高の気分でした。
来週の大キレットも晴れますように、、、