16日 岩登り講習会(日和田山ゲレンデ)K田

メンバー:リーダーK田、A妻、S能、I原(記録)
コースタイム::
高麗駅8:13~ロックゲレンデ(岩登り練習)8:42~13:30~
高麗駅14:00

初めての参加の岩登り講習会でしたので、当初は鎖場を登ったりするイメージでしたが、
実際に来てみるとガチのロッククライミングだと言うことがわかり、場違いな所に来てしまったな~ホントに登るのかなこれに?!
と来た道を引き返したい衝動にかられました。
高麗駅に集合し、そこから車道~山道を30分程ですぐに、聳え立つ男岩
と女岩が目の前!ハーネス、ヘルメット姿のグループがすでに多数いて、賑わっていました。
敷物を敷き荷物を置いたら、K田さんがすぐに岩の上の支点を作りに向かいました。先客がたくさんいて、
メインの南面はすでにロープが3本~4本垂れており、私たちは西面の部分を確保しました。その間にハーネス等を装着して、
不安な気持ちでロープの下で柔軟体操をしていたら、K田さんが、下からみると垂直しか見えない岩を、懸垂下降で降りてきました。
見てるだけで恐怖です。
最初はS能さんがトライ。
今朝まで雨が降っており、岩が濡れてとても滑りやすくなっています。慎重に歩みをすすめ、中腹のテラスまで、登りました。
岩陵を安全に登るために、登山靴の岩登りの練習が目的でしたが、登山靴では歯が立たないほど、岩が滑るので、A妻さんが持参した、岩登り用のシューズ
をお借りして再トライ。なんとも身軽に上の方まで登っていかれました。
次はとうとう私の番で、恐る恐る岩に一歩一歩、歩をすすめ、じりじりと2~3メートル這い上がるのがやっとでした。またビビりながら、そこから下がるのに、
ロープで支えられて身体を預けて、体重をかけて、降りるというのも初でしたので、うまく体制が取れず、やっとの思いで降りていきました。
その次は、A妻さんがトライ。岩登り用のシューズが脚に合わないとのことで、持参した運動靴にサンダルから履き替えました。
さすがベテラン!するすると登って行きましたが、やはり滑る岩に阻まれ、中腹のテラスには一歩届かずでした。
最後にK田さん。登山靴で、最短ルートでするすると中腹テラスまで登り、またその上も果敢にトライ。登山靴の場合、
摩擦で岩に接する面が広くないと、安定しないので、垂直になればなるほど、本日のような滑りやすい岩を登るのは困難ですが、
だいぶ 上の方までいかれましたが、完登ならずでした。
(次の週に最後のハングした難しい所を登山靴で完登したときは、感動でした。K田さん凄すぎる!!)
お昼休憩では、A妻さんが、お蕎麦の汁をひっくり返すというハプニングあり、
トッピングはかき揚げ、なめこ、とろろ、韓国のりと豪華なのに、そばつゆが味無しになってしまいました。
休憩中に他のグループを観察、ピッケルを両手に、アイゼンの爪を岩場に突き刺しながら、カマキリのように垂直の岩場を登る姿は壮観でした。
午後は、南面が空いたので、そちらに支点を移し、だいぶ乾いてきた岩場を練習しました。
最初にS能さんが、するすると男岩の頂上まで登り、上から手を振ってる姿が小さく見えるほど大きな岩です。
信じられないですね。あんなとこを登るなんて!
A妻さんと私は、残念ながら、1.5m位しか登れすぐにギブアップでした。
懸垂下降の練習をさせてもらいました。
最初の出だし、まさに恐怖。身体を投げ出すなんて!!怖すぎる。出だしはもたもたし、なかなか身体が定まらなかったです。
2回目になんとかコツが分かってきました。
気持ちの良い快晴でしたが、急に雲行きが怪しくなってきて、ぽつぽつと雨が降り始めました。
急いでロープを撤収して、下山しました。雹が手に当たって痛かったです。ヘルメットが役に立ちました。
初めてのことばかりで戸惑いばかりでしたが、丁寧に、時には厳しく教えて頂いたK田さん。
たくさんのアドバイスを頂いたS能さん。私の心の支えになって頂いたA妻さん。本当にありがとうございました。