16日(金)夜発~18日(日)双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜ワリモ岳〜水晶岳〜祖父岳〜雲ノ平


天気:晴れ メンバー:K田、M山、B東(記録)
コースタイム:30時間19分 53.2km  上り4,026m  下り4,024m
1日目5:48新穂高-6:46わさび平小屋-10:03鏡平山荘-11:42双六小屋(テント泊)
2日目3:21双六小屋-4:20双六岳-6:24三俣蓮華岳-7:14三俣山荘-8:46鷲羽岳-9:31ワリモ岳—
  10:24水晶小屋-10:57水晶岳-13:00祖父岳-14:08雲ノ平(テント泊)
3日目3:22雲ノ平-6:05三俣山荘-8:26双六小屋-10:08鏡平山荘-11:58わさび平小屋-13:06新穂高

憧れの雲ノ平へ行ってきました。

▪️前夜
無料の登山者用第三駐車場にて車中泊。高速が渋滞し、到着したのが深夜0時30分頃。
既に満車でしたが、前の車が粘ってくれたお陰で一緒に入庫でき、わずかな空きに駐車出来ました。

▪️1日目 新穂高〜双六小屋テント泊
4時起床、5時出発。1時間半程で到着するわさび平小屋は水が豊富で無料で汲めるため、
スタート時は500mlでも大丈夫でした。トイレも水洗で快適です。双六小屋までに必要な水を補給しました。
鏡平山荘では、コーヒーフロートの誘惑に負けそうになりましたが、1100円の価格で断念。
曇り空が続いていましたが、弓折乗越あたりから晴れ間が見え始め、双六岳や双六小屋が綺麗に見えました。
双六小屋のテント場は、平坦で広く、石も少ないので快適です。
小屋はメニューが豊富、ご褒美で生ビール(1000円)2杯と缶の酎ハイ2本を購入しました。
翌朝も早いため夕方には就寝し明日に備えました。

▪️2日目 双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜ワリモ岳〜水晶岳〜祖父岳〜雲ノ平テント泊
2時に起床し、3時過ぎに出発。雲ノ平の水場が枯れている(1ℓまで購入可)
ため、4ℓフルで背負ってのスタートになりました。
三俣蓮華岳で日の出を見ながら朝食予定でしたが、
手前の丸山で日の出を迎えました。最高に贅沢な朝食(カップ麺)でした。
三俣蓮華岳山頂は360度絶景で写真が止まりません。
三俣山荘テン場で水を補給し、鷲羽岳直登、ワリモと厳しい登りが続きます。
ワリモ北分岐で重いザックをデポし、羽が生えたような感覚で水晶岳をピストンしてきました。(2.5h)
途中の稜線がとにかく壮大でした。
水晶小屋で人気のTシャツを購入しようと思いましたが、6500円という価格に断念しました。
再度重いザックを背負い直し、最後の力を振り絞って祖父岳を登り切り、雲ノ平へ。
雲ノ平ではスイス庭園に寄ってから、まずはテン場で設営しました。
石も多く一つ一つのスペースも狭く、混んでいるため、早めの設営をお勧めします。
その後ビールを求めて雲ノ平小屋へ。(片道10分ととにかくテン場から遠い)
残念ながら生ビールはありませんでしたが、お洒落なテラスで広大な景色を楽しみながらの一杯は最高でした。
翌朝も早いため19時前に就寝しました。

▪️3日目 雲ノ平〜三俣山荘〜双六小屋〜鏡平山荘〜わさび平小屋〜新穂高
昨日に続き2時に起床し3時過ぎに出発。昨晩の雨が嘘のような満天の星空でスタートしました。
全て巻道で、来たルートを新穂高まで戻りました。
祖父岳から黒部源流までの下りと、そこから三俣山荘までの上りが本日の核心部でした。
わさび平小屋以降の舗装された路面がダメ押しで足裏にダメージを蓄積させていきます。

◎3日間で、延べ50kmオーバー、標高差4,000mオーバー、1日平均10時間と、
なかなかの行程でしたが、2日目は終日快晴の中絶景の連続で、大満足でした