15日(日) 大菩薩嶺~大菩薩峠

【メンバー】 K田 K川浪、B東、S藤(久)(記)

【コースタイム】上日川峠8:12~8:36福ちゃん荘~ 9:40雷岩~9:57大菩薩嶺~
10:35妙見の頭~11:00大菩薩峠11:45~12:07 熊沢山~12:18石丸峠~
12:27天狗棚山~14:00上日川峠

 「本日は文句ない快晴!」
出発間もない車中のTVで天気予報のアナウンサーが断言「本日は文句ない快晴でしょう」
(文句あるやつは受けて立つぜ!)国分寺6時集合、2時間足らずで上日川峠に到着。
日本100名山の一つ大菩薩嶺を目指し出発しました。

 これが日本だ私の国だ
「福ちゃん荘」からの登りは着込んだせいかゼロゼロしながら鼻水を垂らして上りました。が、
途中、振り返ればなんと言う景色でしょうか。真っ青な空にどんと富士山、そして大菩薩湖、
甲府盆地の向こうには八ヶ岳、南アルプスの大パノラマが広がりました。
「これが日本だ♪私の国だ♪「遠い世界に」の3番を思わず口ずさんでいる私でした。

 雷岩からかに歩きで
大菩薩嶺の山頂は地味でした。すぐに雷岩に引き返し大パノラマの写真を撮りまくりました(写真参照)。
3度くらい来ているはずなのですがこれほど山々の稜線がはっきり見えたことはありません。
ずっと見ていたいので、かに歩きで尾根を歩いたほどです。
気持ちが高揚して途中、K浪さんと「遠い世界に」を一緒に歌いました。

 お頭、これが「妙見の頭」ですかい?
「妙見の頭」に立ち寄る人はあまりいないのでしょう。そのてっぺんには我ら4人だけがいました。
ガラガラ岩の斜面を登ると又違う、絶景が広がっていたのです。あちらが武蔵の国、こちらが甲斐の国、
そしてこの大菩薩峠を通って人や、物が行き交っていたのだと歴史を感じることができる場所でした。

 はい、文句のない一日でした。
笹の稜線歩きも快適でした。賽の河原を通り大菩薩峠に着きました。お昼は介山荘のとなりの
避難小屋で食べたのですが、煮えたぎるラーメンを鍋ごと食べているK田さんは熱くはないのでしょうか。
しばし観察。その後、天狗棚山からUターンして、石丸峠から下山しました。見渡す限りの笹原、唐松林、
コメツガ樹林帯、清流を飛び越え、下山も楽しいコースでした。
12月半ば、文句ない晴天の日に、文句ない絶景をイケメン男子3人と歩くことができ、幸せな一日を過ごせました。