12日(土)高峰山・池ノ平湿原

高峰山・池ノ平湿原
【メンバー】 S藤(繁)、S藤、I井、S藤(久)(記)
【コースタイム】
高峰山:車坂峠登山口09:46~高峰山10:42(ランチ)11:12~分岐11:34~高峰温泉登山口11:54カラオ車坂峠12:17着
池ノ平湿原:湿原入口12:49~池ノ平湿原13:02~鏡池13:11~三方が峰13:40~池ノ平湿原14:19~湿原入口14:38着

地球沸騰化の暑さにすっかりやられてしまった私、気がつけば夏の思い出が何もないではありませんか。
そこで、「標高2,106m花の百名山と湿原めぐりハイキング」に参加しました。

鳥居をくぐり高峰山へ
長野県小諸市にある高峰高原は標高2000m、小諸市に位置しますが、市内との標高差は1400mあります。
高原の爽やかな空気を吸った途端、気分は「夏のお嬢さん」でした。
そして、マツムシソウ、アキノキリンソウ、イワインチンなど高山植物が次々と我らを迎えてくれました。
何度唱えたら覚えるのだろうと自問自答しながら頂上を目指しました。
頂上はすぐ着きました。弱った体にはもう十分でした。
頂上の高峰神社には剣が刺してありました。浅間2000スキー場斜面のヤナギランの群生は圧巻でした。

蝶々もたくさん池ノ平湿原
池ノ平湿原は浅間山の噴火でできた高層湿原です。
なんと1000種類以上の高山植物の宝庫です。
ノアザミ、ツリガネニンジン、マルバタケブキ、シャジクソウ、そして、三方が峯の斜面にはコマクサもまだ咲いていてくれました。
途中、湿原のど真ん中の池塘の前で休憩を取りました。すっかりリラックスしていると蝶々が次々私に停まります。
私がかもし出す甘い匂いが蝶々を引きつけたのでしょうか。

遊楽里館でゆらり
帰り道に東御市の日帰り入浴施設「遊楽里館」に寄りました。
露天風呂から見える外の景色が素晴らしかったです。佐久平盆地の向こうに遠い山並みが何層にも重なっていました。
絶景を見ながら、「ここで一句」ではなく、サーモン丼かそば御膳か考えていました。

「夏の終わりのハーモニー」
夏の花と秋の花、夏のなごりと秋の気配のハーモニーを感じた一日でした。
植物博士の(私にとって)S樹さんとI井さん、そして花の名前を覚える努力をしてみたS藤さんと私で充実した良い一日を過ごすことができました。
皆様、ありがとうございました。