5日(土)~6日(日) 双六岳
<山行報告>双六岳
日程 : 10月5日(土)~6日(日)
参加者 : 3名
コースタイム :
10/5;新穂高第三駐車場6:00~7:14わさび平小屋~8:23秩父沢水場~10:18鏡池~11:27弓折乗越~12:35双六小屋(テント設営)13:06~13:59双六岳頂上~14:50双六小屋
10/6;双六小屋5:50~6:55弓折乗越~8:33秩父沢~9:26わさび平小屋~10:30新穂高第三駐車場
前夜発、1泊2日の錦秋の北アルプス、テント泊山行へ行ってきました。今回目指したのは北アルプス裏銀座の一座「双六岳」。新穂高温泉から小池新道を通ってコースタイム登り8時間と遠い山です。
車中泊でしたが、出発を21:30と早めたお蔭で、到着も早く快眠できました。身支度を整え出発。いいお天気になりそうです。まずは林道を歩いてわさび平小屋を目指します。わさび平小屋には、冷えたキュウリにトマト、そしてビールも。すでにビールが飲みたい私。
わさび平小屋を過ぎると、ようやく登山道らしい道に変わります。それでも大変よく整備された道でとっても歩きやすい。急登はありませんが、駅の階段程度の勾配をひたすら登ります。イタドリヶ原、シシドウヶ原を過ぎると、くまの踊り場に到着します。かわいいネーミングですが、本物の熊には出会いたくないですね。くまの踊り場を過ぎるとすぐに鏡平に到着。この日は天気も良く、風も穏やかで、逆さ槍ヶ岳もバッチリ。鏡平を過ぎると勾配は少しきつくなりますが、槍ヶ岳の絶景と紅葉の北アルプスの景色の中歩くのはとっても気持ちがよく、楽しく歩けます。弓折乗越を過ぎるとコルの間から鷲羽岳が見え、テンションが上がります。鷲羽岳はほんとにかっこいい!這松帯の中を歩いていると、ライチョウの巣?を発見!ここにも、あそこにも!5羽のライチョウを発見。暫し観察。ライチョウは足まで羽毛に覆われているとの情報があり、確認。たしかに、足まで羽毛に覆われていました。
ライチョウ話で盛り上がっていると間もなく双六小屋に到着。テントを設営し、アタックザックを担ぎ、ビールを飲みたい気持ちを我慢し、双六岳山頂を目指します。雲がわき始めたので急いで向かいます。山頂までは1時間程度なのですが、途中まで急登です。急登を終えると、野球でもできそうなフォトジェニックな平原が出現します。ただ残念ながら当日はガスが湧き、槍ヶ岳は雲の中。有名などこかの惑星のような景色には出会えず残念。山頂もガスで景色もないため、写真を撮り早々に撤収。
小屋まで戻ると、雲が切れ裏銀座の山々が再び登場しました。今夜は折角ですので、テン場でなく小屋前の絶景ポイントで夕食(宴会?)することに決定。今回もシェフの活躍で大満足のディナーでした。ありがとうございました。翌朝はご来光は方角的に拝めませんが、雲海がとってもきれいでした。しかっし、時間と共に雲は上り、そして我々は下り、鏡平あたりで雲海と合流。ガスに包まれた鏡平もそれはそれで幻想的。下りは整備された登山道のお蔭であっという間に下山できました。
コースタイムは長めですが、危険な場所もなく、道も整備されています。北アルプスの入門にはとっても良いコースだと思います。おススメです。