31日 富山・伊予ヶ岳
<山行報告>お気楽ハイク&房総のマッターホルン(?)
富山・伊予ヶ岳(標高:349.5㍍、336.6㍍)
【日 程】2015年1月31日(土) 晴れ~曇り
【メンバー】S(L)記録、T、S、K、H
【コースタイム】
富山:伏姫籠穴入口(駐車場)9:05~伏姫籠穴9:35~富山北峰10:31~東屋でランチ10:45~11:30発~富山南峰11:45~福満寺12:35~駐車場12:50 伊予ヶ岳:天神社駐車場13:10~伊予ヶ岳14:00着~14:07発~天神社駐車場14:50
<富山:お気楽ハイク編>
天気予報は晴れ曇、前日の雪はあまり積もらず、車の走行にも支障なく、予定通り出発。まずは、東京湾アクアラインの海ほたるで、海と富士山や筑波山など景色を楽しんだ後、滝沢馬琴著「南総里見八犬伝」縁の山、富山(とみさん)へ。
のんびりとした里山風景のなか、簡易舗装の林道を歩いていくと、「伏姫籠穴」(八犬伝の犬剣士の母親となる姫が閉じ込められていた洞窟)、フィクションにもかかわらず堂々と観光地になっています(笑)。JRの「駅からハイキング」コースにもなっているので、整備された登山道が続きますが、階段が多くて(ちょっと段差も高い)ので少し疲れました。出発から1時間半ほどで頂上です。双耳峰の富山は、北峰が高く広場や展望台もあって、海、伊豆半島や遠くに大島などの島々、富士山は雲に隠れていましたが、何と南アルプスが微かに眺められました。ランチ後に、南峰に行きましたが、そこで、友人と来ていたKさんと遭遇(!)、うれしいハプニング。その後はサクサク下山、あちこちに水仙が満開、おまけに紅梅やスミレの花も、房総の早春を楽しみました。
<伊予ヶ岳:房総のマッターホルンを制覇せよ!編>
千葉で唯一「岳」と名のつく岩峰のせいか、「房総の妙義」とか「マッターホルン」とか、とんでもないキャッチフレーズの山です。車で登山口まで移動、その間に、伊予ヶ岳が見えて「まさしく、マッターホルンっぽく見える(♪)」と一同感心、皆でしばし写真撮影。
ふもとの天神社(菅原道真を祀る割と立派なところでした)からクライムオン。こちらは富山と違い登山道はやや荒れていて、前日の雪・雨でぬかるんでいるところもあり、歩きにくかったです。標高の割にコースタイムが短く、直登の山、効率よく高度を上げていきます。40分程登ると東屋があるのですが、「ハイキングコースはここまで。この先大変危険です。」などという、物騒な看板があり、マッターホルン気分を盛り上げてくれます(笑)。そこから先は、急斜面・岩場もあり、連続してロープや一部細い鎖のかかる登山道です。乾いていれば、それほど危険でもないですが、濡れているとやや滑りやすいようで注意しながら行きました。20分程で頂上です。岩場の先端は一人しか立てない狭い頂上で、そこからは周囲の景色、特に双耳峰の富山がとても綺麗。頂上の標識に「伊予ヶ岳3366㍍」!?、さすがマッターホルンです、3000㍍級です(笑)‥小数点が良く見えないのはご愛嬌ですね。帰りも、ロープの急斜面を慎重に降りて、無事に下山、房総唯一の岳をめでたく制覇したのでした。
帰りは、保田漁港に足を延ばし、日帰り入浴と「ばんや」でお楽しみの夕食です。海鮮丼やクジラ料理を味わって、今日も、満足、満足。参加のみなさんお疲れ様でした。
(記:S(L))